【No 020】2006 インド(花の谷国立公園・デリー)

(2006年8月16~26日)

アジアの高校生とインド・花の谷へ行った。

8月16日

成田からーデリーへ。少し前に発生したムンバイでの爆発事件の影響かエアインディア便のセキュリティチェックはとても厳しく、搭乗ゲートの手前にも臨時の、手荷物チェックが設けられ、機内持ち込み手荷物をすべてチェック。パソコンや電子辞書などはスイッチを入れての確認が行わた。

エアインディア309便は、ほぼ定刻の12時10分にブリッジを離れ、一路経由地のバンコクへ。バンコクでデリーにむけて再度飛び立つまでの約1時間の間にもセキュリティチェックが行われた。

16時45分にデリーのインデラガンジー国際空港にほぼ定刻に到着。到着確認のためかボーディングパスの乗客用片が回収された。空港からバスで宿舎の国際ユースホステルデリーに入った。

8月17日

朝から開会式をすませ、225キロ先のリシケシに向けてユースホステルを10時に出発し、車あふれるデリー中心部を抜けて北上、メラートを過ぎたあたりのチータル・グランドと言うドライブインのようなところで昼食、夕方、ウッターランチャル州バルドワールのガンジス河のほとりで休憩した。

さらにしばらく北上して、18時ころヨガのメッカのリシケシに到着。ラクシュマン・ジューラ吊り橋を渡り、対岸のバルマーと・ニケタン・アーシュラムの前のガンジス河のほとりでおこなわれる聖教司による祈りの儀式に参加しのち、20時過ぎに宿舎のガンガ-・リゾートにチェックインした。

8月18日

8時にガンガー・リゾートを出発、タタ製のバスで250キロの距離を約11時間かけてジョシマートに移動した。

10時過ぎ、カラフルなシバ神の像の近くの茶店でトイレ休憩。ガンガはデエオプリア当たりからバギラティ川とアラクナンダ川にわかれ、アラクナンダ川沿いをひた走しり12時15分ころスリナガルを通過して、13時40分にクドラパラヤでランチになり、メニューはインゲン、オクラなど2、3種類の豆入りの野菜カレーだった。

昼食をすませてガンガリア、チャート橋、チョモリと進むと、車窓に雪山が顔を出してまもなく、19時にジョシマート(1890m)に到着した。
ジョシマートの宿舎「Charadham Canp」は、キャンプとは行っても、ベッド、シャワー付きの固定テントをならべた洒落た施設だった。

8月19日

8時50分にジョシマートを出発トレッキングの出発点、ゴーヴィンドガート(1828m)までバスで、約1時間ガンジスの支流を遡った。途中、道路が軍事施設の中を通り抜けているため撮影禁止区域もあった。


11時にゴーヴィンドガートを出発し吊り橋を渡ると急坂に。道幅は2~3メートルで、つるつるの石畳、奥(頂上)にシーク教の寺院があるため巡礼者がひっきりなしに徒歩や馬で行き交っていた。ガンガリアのBC(テント場・約3000m)に着いたのが、17時10分。

8月20日

5時起床、気温は14度、5時半朝食で6時にBCを出発しました。チェックポストで氏名の記入をすませて、9時40分に花の谷に到着。

1931年に神々の地と言われる「花の谷」が発見された後、多くの人が訪れるようになった。この結果、人々によって持ち運ばれ、捨てられる品々により動植物は汚され、死にいたり、破壊の道を歩んだ。これに対し一人の女性が立ち上がり、保護活動が進み、2005年7月世界自然遺産に認められるほどに自然が回復して、美しい花園をとりもどしたのが現在の花の谷。

11時に花の谷を出発、チェックポストで、退出のサインをし、ガンガリアに戻りで簡単なレクチャーを受けて、14時にBCに到着した。深夜に、激しい雨になり、雨は朝まで続いた。

8月21日

朝、6時10分ヘームクンドに向けてBCを出発した。ヘームクンド(4329m)まで往復16キロの登山。花の谷への分岐点に6時50分に到着し、雨も上がったので、雨具をぬぎ、登りにかかった。

標高が高いのでゆっくりゆっくり登り、標高3500m地点に7時48分に到着し小休止、さらに登り8時40分ころにブルーポッピーを見つけて小休止、写真タイムとなった。3700m地点の店を過ぎ右手に大きな滝がある3775m地点の橋をわたり、直登ルートの分岐の上部に9時50分に到着、この辺には花の種類も多く、又、写真タイムとなった。

シーク教の寺院のある山頂に10時55分に到着し、11時から奥のピンプル前にて昼食をとった。


11時30分にシーク教の寺院の中に案内され、お参りをすることとなり、まず、帽子などで髪の毛を隠して中に入り、お経が終わると、一人一人に祝福の布をいただき、その後、昼の軽食の振る舞いがあった。外に出るとまた雨が降ってるなど天気は晴・曇・雨とめまぐるしく変化。

ヘームクンド湖畔にはブルーポッピーやホワイトポッピーが沢山あった。14時に下山を開始し、同じ道を戻り16時30分に花の谷分岐を通過、ガンガリアの街を経て、17:05にテント村に到着。

8月22日

7時30分にゴーヴィンドガートにむけて、道の清掃をしながらの下山開始して11時55分にガンガリア入り口に到着。12時30分にバス乗車地点に移動し、12時45分にバスでゴーヴィンドガートを出発して15時にジョシマートに到着した。

8月23日

5時に起床、朝食をすませて6時40分にジョシマートに向けて出発し、往路と同じコースを逆に進んだ。
8時20分から20分間ビラビで休憩、9時15分にナンダブリヤード通過、10時30分にゴッチェル到着15分休憩して、12時50分にスリナガル郊外のレストランに到着した。鳥、ほうれんそう、オクラ、豆、ダイコン、魚、チーズなどなど、何種類ものカレーで昼食をすませて、13時50分に出発して、16時50分にリシケシに到着した。

18時から夕食を兼ねた州の森林大臣参加の歓迎レセプションに出席した。

8月24日

7時40分にデリーにむけバスで出発しました。チータル・グランドで昼食をとり、14時50分にデリーの国際ユースホステルに戻った。

小休止ののち、デリーの街に出て、15時40分から2時間半ほど買い物(土産物店、市内の市場、ティショップ)をして、一端宿舎にもどった。

19時50分に出発してインド登山財団との交流会場に移動して、20時20分にレモニー/ディナーがオープン、1時間半楽しんで、22時10分に宿舎に戻った。

8月25日

9時45分に宿舎のIYHをバスで出発してインド登山財団に行ってショートセミナーに参加し、IYHに寄って荷物をピックアップして空港へ。

ここでも係官による2重の入念な、セキュリティチェック。が行わ、18時過ぎ、寄港地のバンコクに向けて、デリーを出発。23時過ぎに、ほぼ定刻でバンコクに到着。

8月26日 バンコクでは、約1時間の駐機時間中に、簡単なセキュリティチェックなどを終え、0時20分ころ成田へ向けて出発し、8月27日、8時35分に成田空港に到着した。