【No 027】2009 中国(東北地方・北京)

(2009年10月9~16)

10月9日

JL783便で青島に行き、MU5653便に乗り継ぎ、哈爾浜に19時20分到着。バスで哈爾浜駅まで行って、タクシーでホリディインハルビンへ行き、チェックイン。

10月10日

夜の列車の出発までの時間を哈爾浜を見て回った 市内を流れる松花江、市街地から河を渡った先に、かってロシア人のチャーダー(別荘)があった太陽島にロープウェイで渡った。島の公園には木を刈り込んでつくられたマトリョーシカが3~4個。

島から渡船で市街知に戻り、市場をのぞき、歴史的建造物のソフィスカヤ寺院、ロシア正教教会、旧松浦洋行(現新華書店)、旧大和ホテルなどをまわった。途中、銀行に行って、哈爾浜市内のバス用のICカードを購入。

哈爾浜発21時10分、満州里行き快速の夜行列車(K7091)で海拉爾に向かう。

10月11日

内蒙古自治区の北東部にあるホロンバイル市の市区で人口22万人の街ハイラルに到着。到着後すぐ貝爾大酒店に入り、しばし休憩ののち、旧日本軍の地下壕跡などが見られる反ファシズム戦争ハイラル記念園に行った。

その後、市役所にほど近い少数民族のエベンキ族の博物館を見学、郊外にあるハイラル国家森林公園に立ち寄り、続いて、旧日本軍関連の何カ所かを訪ね、かって作られた神社の一部(手洗)、旧日本軍が破壊した鉄橋、東山に残る古い建物群などを見学した。

10月12日

ハイラルから内モンゴル自治区北東部の満州里へ向かい、パオに立ち寄ったり、広大な草原の中を走り、満州里に入るとロシア風建築やロシア語があふれている。

街にはロシアナンバーの車がたくさん走り、食堂にもロシア人がたくさんいた。国境にはゲートがそびえていた。旧満鉄の社宅だった建物群にたちよった。建物はロシアが造ったもので、ロシア式建築だった。

10月13日

夜行列車で、鶴の繁殖地で名高いチチハルに到着、チチハル郊外の扎龍自然保護区は、世界に名高い鶴の繁殖地。鶴だけでなく300種類の鳥が生息しているそうだ。斉斉哈爾市内では、黒竜江省最大の回教寺院、清真寺なども訪ねた。

駅には、満鉄時代の駅舎が残っている。新しい駅舎の地下にあるのが休息室。1時間1元から2元、ドミか個室かによって値段が違う。 3日連続の夜行列車で瀋陽に向かった。

10月14日

朝、2170列車で瀋陽に到着。瀋陽には満州時代の建物が沢山残っており、 旧奉天駅は現瀋陽駅、旧藤田洋行は現秋林公司、旧奉天大和ホテルは現遼寧賓館。

瀋陽の中心部に清朝の宮殿は瀋陽故旧博物院になっており、「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮」として世界遺産に追加登録されている。


瀋陽北から北京まで中国の新幹線、動車組に乗車。瀋陽北駅発13時58分発D6列車で北京に18時5分に到着し、ウエスティン金融街に宿泊した。

10月15日

北京の街の中は花飾りだらけで、永安里付近の建国門外大街でも、日壇公園でも、三環路、農展館前でもきれいにかざりつけてあった。日壇公園ではたこ揚げが、専用の器具をつかった凧揚げが行われていた。

永安里付近の建国門外大街で見かけたキノコ型の装置、キノコから蒸気が白く吹き出していた。「Caffe il Sole」(注:閉店)で「神奇的杏仁豆腐」とダージリン紅茶をいただき、夕食は、王府井に行って天津狗不理包子で38元のセットメニューの包子をいただだいた。長城飯店に宿泊。

10月16日

空港バスで北京空港移動。JL780便で帰国した