【No 028】2009 香港(ハイキング)
(2009年12月22~25日)
香港と言えば、高層の建物が立ち並ぶ街を思い浮かべるのが常だが、香港特別区域の面積の60%は自然という自然豊かな地域だ。もっとも、地域の事情から自然豊といっても香港島などでは自然と町並みが混在しているのも事実。しかし、西貢などでは豊かな自然がひろがっている。今回、その香港にハイキングにいった。
12月22日
成田発10時45分発のキャセイパシフィック航空501便で香港へ、空港からバスで香港島にあるコスモホテルへ移動して。夕食は九龍に行った。
12月23日
ハイキング一日目は、香港島のHAPPY VALLEY競馬場のすぐ脇にあるコスモホテルを8時45分に出発し、ホテルから10分ほどのところから一気に100メートル登り、標高100メートル前後を東西に走る寶雲道そばの姻縁石に行って小休止。寶雲道を西に向けてビル群を下に見ながら西に進み、途中からまた80メートルほど直登して300メートル西で、馬己仙峡道と合流して東に向きを変え車道を標高約300メートルほどの馬己仙峡まで約2時間。
僑福道を下って德端国際小学校の脇を南に下り、標高200メートル付近で香港島トレイルに入り、トレイルを西にむかって香港仔の上部までのトレイルは快適なハイキングコース。
いったんトレイルを離れショートカット道を100メートル下り、香港島トレイルをのぼりかえして貝?道に入り、400メートル登って「山頂」に13時に到着、昼食をすませて14時に出発、ビクトリアピークの中腹を水平に西へハイキング、夏力道との合流点から北に向かって松林廃堡に出て、西に向かって一気に約350メートル下って香港大学に16時10分に到着して第1日目のハイキングを終了した。
香港大学で、香港の環境NGO「長春社」の副総監、黄子勁さんから香港の自然とその保護についての話しを聞いた。香港大学の食堂で夕食をすませた。
12月24日
西貢地域でのハイキングを中心に行動。8時50分にホテルを出発、中国とのボーダー近くの沙頭角に行き野鳥が生息する環境を見学した。
西貢に移動し、ビジターセンターで西貢地域の自然環境関連の展示を見てさらにバスで土瓜坪へのハイキングコースの入り口まで移動して11時半にハイキングに出発た。土瓜坪への道は自動車道から1キロ下るとマングローブの海岸に出るとすぐ先が土瓜坪、この地域は今では定住者もなく休日には元居住者が見学客相手のお店を開いてるだけだそう。ここから北に向かって小さな半島のなかの小道をハイキングを続け、12時半過ぎに東心淇咀にある「山旅学会」の管理する野外活動施設に到着。ここで昼食&休憩。13時50分に野外活動施設を出発。すぐ下の船着き場に移動。
東心淇咀から彎仔のキャンプ場まで高速ボートで移動した。ボート乗船時間はわずか10分、約2キロ半をあっという間に渡りきった。
14時15分に船着き場からハイキングを再開、この部分の中央にある南風山のまわりを回る形で彎仔均衡定向經を歩き、途中から彎仔自然教育經に入りほぼ一周して西に向かい海下集落に15時50分に到着した。
夕食は海下集落で、客家(はっか)の村の伝統的な食事である盆菜(プンチョイ)をいただいた。盆菜は野菜、肉、海鮮の大皿煮込みのこと。
ホテルに戻り、夜は夜景を見に九龍へ行き、さらに中環をぶらついてクリスマスイブの香港を楽しんだ。
12月25日
せっかく香港に来たのだから飲茶が食べたいと、ホテル出発前の時間を利用して彎仔にある百楽門宴会庁というお店で飲茶三昧した。
ホテルに戻って11時40分に送迎バスで空港へ移動。15時20分発のキャセイパシフィック航空500便は出発時間が大幅に遅れ17時にやっと出発、成田に到着したのが22時すぎになった。